I · 論

市場化

見合いから恋愛へ、割り当てから市場へ。移行のときに代替されなかった機能は何か、その空白を誰がどんな収益モデルで埋めたのかを扱います。

3本

  1. 「結婚しない男」を個人の心理で説明するのは、なぜ外れるのか 「結婚しない男」の特集記事は、男性の本音や性格で説明するものがほとんどです。でも未婚率の推移を見ると、個人の心理が変わったからではなく、接続の仕組みが変わったことが見えてきます。構造のほうを読みます。
  2. 見合いから市場へ — 60年で入れ替わった仕組みと、代替されなかった機能 戦前の日本は見合い結婚が約7割でした。1960年代末に恋愛結婚と逆転し、いま見合いは数%。この移行で失われた機能は補われていません。誰が設計したわけでもない変化の中身を整理します。
  3. サブスクの利害 — 成立しないほうが儲かる構造をどう読むか 見合いの仲介者は成立で報酬を得ていました。月額課金のマッチングサービスは利用期間で収益を得ます。向きが逆です。陰謀ではなくインセンティブの話として、この構造を読みます。